🎥 2025年 おすすめベスト映画️ 🔻
📺️ 2025年 おすすめベスト ドラマ️ 🔻


2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『キムズビデオ』感想:あの行動をアルゴにたとえる時点で、製作者の陶酔が透けて見える

ドキュメンタリーの一つの方向として、不都合な真実が白日の元にさらされる展開があると思います。 本作はまさしくその流れを踏襲しています。 ニューヨークで伝説的な人気を博したレンタルビデオショップ「Kim's Video and Music」の閉店に際して、イタリア…

『ドリーム・シナリオ』感想:伝えたいことは分かったからもう止めてくれ、という内容

ある日突然、人々の夢の中に一人の男が登場しはじめる。そのことで男の認知度が高まり、一躍人気者になる。大手企業から広告に出ないかと誘われるようにもなる。 ところが、これまたある日突然、これまで無害だった夢の中の男が、人々に悪夢を見せ始める。す…

『アンダーニンジャ』感想:福田雄一は、「観たい!」と思わせる天才

『アンダーニンジャ』感想:福田雄一監督による脚色を原作漫画と比較して、解説しています。 公開当時「酷評されているなぁ…」と横目で見ていた作品。 いつまでたっても無料枠にこないので、課金しました。 極端な評価はクセの強い映画にありがちで、もしか…

映画『マルティネス』感想:恋愛による初老男性の変化を、ぶっとんだ設定で、ユーモアたっぷりに描いた快作

映画『マルティネス』ネタバレ感想です。 2025年に観た映画のなかでも、ベスト級の一本になりました。 ジャンル的には恋愛映画になると思いますが、本作で描かれるのはすでに亡くなってしまった女性との不思議な関係。 あらすじを読んだときには、ちょっとし…

映画『あんのこと』ネタバレ考察:タイトルに隠されたメッセージ

映画『あんのこと』のネタバレ考察です。あんの心情やタイトルに隠されたメッセージについて解説します。 あらすじを見ただけで憂鬱になるような映画だけど、意を決して観ました。 結論、観てよかったです…そして、映画に対する印象は大きく変わりました。 …

『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』感想:室井慎次は、単なる「令和に対応できなかった者」なのか?

『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』ネタバレ感想です。 『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』気になっていたので、レンタルして2本ぶっ続けで観ました。 大前提、この映画が好きです。 好きなんだけど、やっぱりエンタメとしてはしんどい部分も見えて…

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』感想:いい映画のはずだが、絶妙に没入しきれない、その理由を考える

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』のネタバレ感想・考察です。良い映画なのにどこか違和感も感じさせる。その要因について解説します。 感性が共鳴しあえる他者との、運命的な出会いを描いた怪作。 お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介さんの…

『WANDA/ワンダ』感想:“足りない二人”は、眼前の幸福に気づかず、すれ違ったまま永遠に別れる

『WANDA/ワンダ』ネタバレ感想・考察。物語の解釈や構造について解説をしています。 バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のロードムービー。1970年ベネチア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞した作品だが、日本での公開は2022年。 映画ポスターの宣伝文句「…

『ジュラシックワールド復活の大地』感想:シリーズ新章として好発進。日本語吹き替えの松本若菜についても正直に語ります

前作が、個人的にシリーズ中で断トツで面白くなかったので正直迷ったのですが、観に行って良かったです。めちゃめちゃ面白かった! ジュラシックシリーズの新章として、充分以上に合格点の作品でした。 良かったポイントを軽やかに語りつつ、最後に吹替版に…

映画『近畿地方のある場所について』感想:“呪いのエコシステム”が描かれた、令和の傑作ホラー

映画『近畿地方のある場所について』ネタバレ感想・考察です。怪異の正体について解説します。 タイトルの通り、「傑作ホラー」であって「傑作映画」ではないというニュアンスです。ただ、個人的にはホラーとしてかなり楽しめたので、全体としては好意的な感…

忖度レビュー?「いたしません」 ──『劇場版ドクターX』に思うこと

『劇場版ドクターX』の感想です。ドラマ初期からのファンが思うことを、忖度なしで書きました。 ドラマの映画化って、ドラマで喜ばれていた点を増幅する形で劇場版に落とし込むと最高の満足度に仕上がるんだけど、「映画だから特別な何かをしよう」と考えた…

解説:なぜこんなにも泣けるのか?『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』感想

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』ネタバレ感想・考察です。本作に、なぜこんなにも「泣ける」という感想が多いのか、解説しています。 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、映画館でコマーシャルしていて印象に残っていた作品です。配…

火垂るの墓の“呪い”を解いてくれた作品『この世界の片隅に』感想

『この世界の片隅に』ネタバレ感想・考察です。すずが涙を見せない理由やアニメならではの表現について解説します。 『この世界の片隅に』は、主人公の“すず”の日常を描くことで、戦争が人々から何を奪うのかが鮮明に浮かび上がってくる作品です。 本作、観…

映画『入国審査』感想:意外にも、審査されたのは2人の****だった

入国審査、観てきました。 スペインからアメリカに入国したカップルが、入国審査で大変な目にあう話です。77分という短時間の映画かつ、その大部分が密室での会話劇という振り切った構成。 ここから基本ネタバレありで書きますので、まだ観ていない方はご注…