🎥 2025年 おすすめベスト映画️ 🔻
📺️ 2025年 おすすめベスト ドラマ️ 🔻


映画感想

映画の批評・感想です。自分が観て面白かったところや気になった点を深堀りして記事にしています
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『私はあなたを知らない、』感想:夕平を父親と認めるかどうかで、評価が一変する作品

『私はあなたを知らない、』ネタバレ感想・考察。西山夕平に殺意はあったのか、東浜紗月はなぜ別れ決意したのかなど解説しています。 中野量太監督が10年ぶりにオリジナル脚本を手掛けた作品。 中野監督といえば、家族をテーマに扱うのはおなじみだ。 しかし…

『ゴースト・オブ・ウエノ』感想:門脇麦と竹中直人の醸し出す、 ドライなのに親密な雰囲気が心地よい。

『ゴースト・オブ・ウエノ』ネタバレ感想・考察です。 上野で「ゴージョー」と呼ばれるホームレスの男が死亡した。 ソーシャルワーカーのサツキ(門脇麦)は、彼が残した日記を手がかりに彼の正体を明らかにしようとする。 ホームレスのネットワークを訪ね歩…

『チルド』感想:現代人が「生きながら、死んでいる」ことの証明

『チルド』ネタバレ感想・考察。本作で描かれていたテーマは何か、深掘りしています。 かなりコンセプチュアルな映画だ。 現代を蝕む様々な病巣を、コンビニエンスストアとそこで働く人々に投影している。 社会派ドラマとホラーの狭間にあるような作品で、描…

『オブセッション 災愛』感想:ヒトコワ系に思わせてからの…終盤の急展開が楽しい

『オブセッション 災愛』ネタバレ感想です。 内向的な青年ベアは、同僚のニッキーに対して想いを告げられずにいる。 そんな彼は、雑貨店で偶然みつけた「ワン・ウィッシュ・ウィロー」という、まじないグッズを購入し、半信半疑で彼女が自分を愛するように願…

『大統領のケーキ』感想:フセイン政権下のイラクを、9歳の少女の目線で描く

『大統領のケーキ』ネタバレ感想です。 タイトルから、ほのぼの要素もある作品かと思ったがとんでもない。 ドキュメンタリーなのでは?と錯覚しそうになるくらい、リアリティに満ちたフィクションだった。 あらすじ 1990年代、イラク。国民が戦争と食糧不足…

『死ねばいいのに』感想:世の中の不条理を描いた、魂のロードムービー

映画『死ねばいいのに』ネタバレ感想・考察。亜佐美はなぜ死を受け入れるのか、ラストの涙の意味などを解説しています。 鹿島亜佐美という女性が殺害される。 そして、生前の亜佐美(伊東蒼)と付き合いがあった人々のもとに、主人公である謎めいた女性・渡…

『口に関するアンケート』感想:呪いの樹の仕組みについて解説&ホラーとしての評価

『口に関するアンケート』ネタバレ感想・考察。本作で描かれる樹と女の呪いについて解説し、映画の評価についても記載しています。 評価の難しい映画だ。 ホラーとしてはよくできているし、俳優も熱演しているが、映画としては退屈な時間も多い作品になって…

『黒牢城』感想:真顔で喜劇をやっている。切り捨てられない男、荒木村重

『黒牢城』ネタバレ感想・考察。荒木村重は、結局、どんな人物として描かれていたのかなど語っています。 日本史に詳しくなく、黒田官兵衛しか知っている人物はいないような状態だったが楽しめた。 歴史の中で、卑怯者として語られることが多い荒木村重とい…

『急に具合が悪くなる』感想:がん患者と対峙する「心理的な困難さ」を追体験させる名作

『急に具合が悪くなる』ネタバレ考察。原作の宮野さんと磯野さんによる往復書簡(書籍)も踏まえた上で、作品の構造や特性について、感想を交えて解説しています。 『急に具合が悪くなる』は、同名の書籍を原作として作られた。 原作は、哲学者の宮野真生子…

『マジカル・シークレット・ツアー』感想:社会から搾取され続けてきた女性たちの反抗

『マジカル・シークレット・ツアー』ネタバレ感想。 これは業が深いドラマだ。 映画の紹介文には「周りに流されて生きてきた3人の女性が金の密輸を通して絆を深め、それぞれの人生を取り戻していく姿を描いたクライムドラマ。」とあった。 人生を取り戻すと…

『テレビの中に入りたい』考察:個人的な解釈も交えつつ、時系列にそって物語を解説

『テレビの中に入りたい』ネタバレ考察。オーウェンが抱える問題やピンク・オペークの正体、物語の結末など完全解説しています。 2025年公開作品の中で、もっとも好きな作品。 一方で、映画としては著しくバランスを欠いている、と言わざるを得ない風変わり…

『逆火』感想:倫理観、職業人としての責任とプライド。葛藤がにじむ秀作。

『逆火』ネタバレ感想・考察。ラストの結末に至る流れを整理・解説します。 主人公の野島(北村有起哉)は、映画の助監督だ。 彼は、貧しい家庭で育ちヤングケアラーとなりながらも成功したARISA(小原有紗)の自伝小説の映画化に携わる。 しかし野島は、映…

『ラプソディ・ラプソディ』感想:女の子に振り回される話、が好きな人は必見

『ラプソディ・ラプソディ』ネタバレ感想。 温かく爽快な、ラブコメ人生賛歌だった。 人間関係にトラウマを抱える男女が、偶然、接点を持つことになり、そこから交流を深めていく様子をコミカルに描いている。 あらすじ 謎の婚約相手「夏野繁子」は、あっさ…

『SIRĀT(シラート)』感想:映画というより、ただ1度きりの体験型のアートに近い

『SIRĀT(シラート)』ネタバレ感想・考察。 この映画の感想は、Xにポストしたこれに尽きる。 事前情報を入れずに観よ、だ。 シラート(SIRAT) 感想気になる人は、急いで観ましょううっかりネタバレを踏んでからでは遅い余計な検索などせず、無心で行ってく…

『FUJIKO』感想:富士子の生物としての強さと執念に魅了される

『FUJIKO』ネタバレ感想です。 『FUJIKO』は、タイトルの通り、富士子という女性の半生を描く物語だ。 富士子は、最悪な嫁ぎ先からドロップアウトし、シングルマザーになった。 彼女は美大に進学したかったが、時代や家庭事情で、嫁ぐことになった背景を持つ…

『箱の中の羊』ネタバレ感想:オリーブの樹が示唆する、予想外の結末

『箱の中の羊』ネタバレ感想・考察・解説。作品を読み解きつつ、息子の死因やラストの意味、誘拐犯の正体、そもそも翔がなぜ出ていくのかなど、自分なりの解釈を語ります。 カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、是枝監督の最新作。 綾瀬はる…

『A.I.』感想:2026年に観ても、まだ今年の映画に観えるからすごい。

スティーブン・スピルバーグ監督『A.I.』感想。 2026年に、改めて観た感想。 是枝監督による『箱の中の羊』が公開されると知ったとき、真っ先に思い出したのはこの作品だった。 本作『A.I.』は、アンドロイドの少年デイビッドの生涯を通じて、 人間とロボッ…

『マンダロリアン・アンド・グローグー』感想:もし続編を作るなら?

『マンダロリアン・アンド・グローグー』感想。物語の構造や続編の予想をしています。 スター・ウォーズを冠する、シリーズ約7年ぶりとなる劇場作品。 映画に合わせて、ディズニーチャンネルを契約してドラマ3シリーズ(+ボバ・フェット)も履修した。 ド…

『ミステリー・アリーナ』感想:ミステリー初心者ほど、いい感じに振り回されて楽しく観れる

『ミステリー・アリーナ』ネタバレ感想・考察。ミステリー要素の是非やラストシーンの解説などを行っています。 映画サイトの評価は芳しくないが、悪い映画ではないと思った。 ただ、物語の粗も分かりやすく目につくのでレビュー映えはしない。 あと、予告編…

『トランジット・イン・フラミンゴ』感想:もういちど羽ばたくための助走期間

『トランジット・イン・フラミンゴ』ネタバレ感想。作品の魅力や自分なりのストーリー解釈について語っています。 ミニシアターらしい素敵な映画に出会えた。 本作は、インタビューで監督が「何でもない時間のなかにある、かけがえのない一瞬を撮りたい」と…

『廃用身』感想:これは四肢切断の話ではない。私たちが切り捨ててきた存在についての話だ。

『廃用身』ネタバレ感想・考察。ラストの意味や本作が描いたテーマについて深掘り解説しています。 タイトルの廃用身とは、脳梗塞などで麻痺してしまい、リハビリでも回復が見込めない動かない手足のことだ。※原作内の造語らしい 主人公の医師・漆原糾は、被…

『君のクイズ』感想:問題、ラストシーンで彼女は何と答えたのか?

『君のクイズ』ネタバレ感想・考察。ラストシーンで彼女は何と答えたかなど、物語について語っています。 映画サイトでの評判が芳しくない作品だ。 点数をみて怯んだが、やっぱり気になったので観に行くことにして正解だった。 いま確認したところ、映画.com…

『サンキュー、チャック』感想:チャックは街でのダンスのあと、どこへ向かったのか

『サンキュー、チャック』ネタバレ感想・考察。物語に隠された可能性について解説しています。 事前情報を入れないほうが良さそうだったので、何も入れずに観に行った。 最高だった。 序盤から中盤にかけて明かされるSF的な仕掛けは、そう珍しいものではない…

映画『未来』感想:湊かなえらしい、最悪ではないが最低な結末

映画『未来』ネタバレ感想・考察。物語を通じて描きたかったものは何だったのか解説しています。 湊かなえの作品は、現実の悪意を煮詰めたようなところがある。 『告白』のように現実から離れた物語なら刺激的で楽しく観れるのだが、本作のように現実と重ね…

映画『SAKAMOTO DAYS』感想:福田監督の強みが生きた快作。目黒蓮の特殊メイクも決まっている

映画『SAKAMOTO DAYS』ネタバレ感想です。 福田雄一監督の強みが発揮された映画だった。 しっかり予算をかけたのか、坂本太郎の太った状態の特殊メイクの出来がかなりいい。 痩せた状態の坂本は言うまでもなく目黒蓮のスマートさが炸裂しており、まさにハマ…

『プラダを着た悪魔2』感想:20年越しに語られた、ミランダが「ランウェイ」にこだわる理由

『プラダを着た悪魔2』ネタバレ感想。前作と対比しながら、本作が示す人生観について語ります。 良い意味で、何も言うことがない映画。 一作目の魅力的な世界観やキャラクターを、20年たった現在の感覚にチューニングした手腕はお見事。 まさに期待にこたえ…

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』感想:萩原千速はヒーローか?ヒロインか?

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』ネタバレ感想・考察。賛否両論な本作の評価のポイントや、萩原千速と横溝重吾の関係についても語っています。 劇場版29作目となる『ハイウェイの堕天使』。 いまのところ劇場版コナンシリーズのなかでは低評価となってい…

『脛擦りの森』感想:せめて寓話にしてくれれば…

『脛擦りの森』ネタバレ感想です。 「岸辺露伴は動かない」シリーズの監督・渡辺一貴と主演・高橋一生が組んだオリジナル作品。 岡山県に伝わる妖怪、脛擦りを映像化した作品とのことだが、これを映画と呼んでいいのか戸惑いがある。 脚本があまりにも素朴か…

映画『炎上」感想:トー横キッズたちの生きる「解像度の低い世界」

映画『炎上」ネタバレ感想・考察・解説。曖昧なまま進んでいく本作の物語を、どのように消化すべきか、自分なりの受け止め方を提示しています。 『炎上』は、宗教二世として育った主人公・小林樹里恵の回顧録的な作品だ。 家庭環境に絶望した樹里恵は家を出…

映画『90メートル』感想:難病を抱える母の決断と覚悟。ヤングケアラーの息子の選択。

映画『90メートル』ネタバレ感想・考察。劇中でのヤングケアラーの扱いや映像演出、演技など作品の魅力について語っています。 ヤングケアラーについて、異なる角度から光を当てた作品。 一般的には、経済的な困窮と介護労働による肉体的、精神的な疲弊とい…