🎥 2025年 おすすめベスト映画️ 🔻
📺️ 2025年 おすすめベスト ドラマ️ 🔻


洋画(海外映画)

『テレビの中に入りたい』考察:個人的な解釈も交えつつ、時系列にそって物語を解説

『テレビの中に入りたい』ネタバレ考察。オーウェンが抱える問題やピンク・オペークの正体、物語の結末など完全解説しています。 2025年公開作品の中で、もっとも好きな作品。 一方で、映画としては著しくバランスを欠いている、と言わざるを得ない風変わり…

『SIRĀT(シラート)』感想:映画というより、ただ1度きりの体験型のアートに近い

『SIRĀT(シラート)』ネタバレ感想・考察。 この映画の感想は、Xにポストしたこれに尽きる。 事前情報を入れずに観よ、だ。 シラート(SIRAT) 感想気になる人は、急いで観ましょううっかりネタバレを踏んでからでは遅い余計な検索などせず、無心で行ってく…

『A.I.』感想:2026年に観ても、まだ今年の映画に観えるからすごい。

スティーブン・スピルバーグ監督『A.I.』感想。 2026年に、改めて観た感想。 是枝監督による『箱の中の羊』が公開されると知ったとき、真っ先に思い出したのはこの作品だった。 本作『A.I.』は、アンドロイドの少年デイビッドの生涯を通じて、 人間とロボッ…

『マンダロリアン・アンド・グローグー』感想:もし続編を作るなら?

『マンダロリアン・アンド・グローグー』感想。物語の構造や続編の予想をしています。 スター・ウォーズを冠する、シリーズ約7年ぶりとなる劇場作品。 映画に合わせて、ディズニーチャンネルを契約してドラマ3シリーズ(+ボバ・フェット)も履修した。 ド…

『サンキュー、チャック』感想:チャックは街でのダンスのあと、どこへ向かったのか

『サンキュー、チャック』ネタバレ感想・考察。物語に隠された可能性について解説しています。 事前情報を入れないほうが良さそうだったので、何も入れずに観に行った。 最高だった。 序盤から中盤にかけて明かされるSF的な仕掛けは、そう珍しいものではない…

『プラダを着た悪魔2』感想:20年越しに語られた、ミランダが「ランウェイ」にこだわる理由

『プラダを着た悪魔2』ネタバレ感想。前作と対比しながら、本作が示す人生観について語ります。 良い意味で、何も言うことがない映画。 一作目の魅力的な世界観やキャラクターを、20年たった現在の感覚にチューニングした手腕はお見事。 まさに期待にこたえ…

『MERCY マーシー AI裁判』感想:アトラクションに近い体験ができる、没入型のアクションスリラー

『MERCY マーシー AI裁判』ネタバレ感想。SF設定の弱さと、一方で、主人公と同化させられるような臨場感ある演出についても触れています。 『MERCY マーシー AI裁判』は、AI裁判により司法が完結する近未来を描いた、SFアクションスリラー作品。 冒頭、主人…

『オーロラの涙』感想:倉庫作業者の孤独と貧困。物語に秘められた希望

『オーロラの涙』ネタバレ感想・考察。あらすじの解説や、彼女の貧困的な状況に対する隠れた解釈について語っています。 原題は『on falling』。 「落ちる」や「降り注ぐ」というニュアンスで、この方が本作を紐解くニュアンスとしては近い。 通販倉庫で働く…

『ブゴニア』感想:“大企業のCEO”と“陰謀論者”と“宇宙人”は似たもの同士?

映画『ブゴニア』感想。ネタバレなし(前半)・ネタバレあり(後半)です。ブゴニアの意味や物語の構造についても触れています。 タイトルの「ブゴニア」とは、古代ギリシアで信仰されていた、牛の死骸から蜂が自然発生するという迷信のこと。 ヨルゴス・ラ…

『ロブスター』感想:最後のオチが好き。大真面目にふざけた怪作。

ヨルゴス・ランティモス監督の映画『ロブスター』ネタバレ感想。タイトルの意味や物語の構造、ラストの真相についてなど解説しています。 本作は「コメディ」であると、知った上で観たほうが良い作品。 独身者は施設に強制送致されて、そこでパートナーを見…

2025年 おすすめベスト映画(邦画多め)

2025年のおすすめ映画・邦画のランキングです。 2025年は、邦画を中心に100本以上の新作映画を観ました。 その中から、お気に入りの作品を紹介します。 褒めている映画の傾向で、なんとなく私の好みが見えると思いますので、サブスク配信時などに、視聴の参…

『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』感想:エイワの謎が進展し、シリーズ完結への期待がさらに高まった

『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』ネタバレ感想・考察・レビュー。本作で明かされたエイワの謎についてやシリーズへの期待を語ります。 最高でした。 ただし、劇場&3Dが前提。 家庭で視聴するなど、映像のアドバンテージが剥落した場合は、さすがに…

『エディントンへようこそ』感想:アメリカという国を、知らなさ過ぎることを痛感した2時間半

アリ・アスター監督作品『エディントンへようこそ』ネタバレ感想・レビュー。 アリ・アスター監督の作品としては観やすい映画。 でも、別の理由で、けっこう難しい映画だったという感想です。 自分は、アメリカという国を知らなさ過ぎる 陰謀論にハマる義母…

『ナイト・オン・ザ・プラネット』感想:まだ“Chill(チル)”という価値観がなかった時代に作られた、至高のチルアウト作品

『ナイト・オン・ザ・プラネット』の感想です。主に、ウィノナ・ライダーの登場するロサンゼルス編やベアトリス・ダルの登場するフランス編について語っています。 5つの都市のタクシードライバーと客との会話劇が描かれるオムニバス作品。 それぞれ20分程度…

『トロン:アレス』ネタバレ感想・考察:永続コードに隠された意味。アレスは人間になったのか?

『トロン:アレス』ネタバレ感想・考察です。永続コードに隠された意味や、アレスは人間になったのか?などについて解説しています。 トロンシリーズ3作目にして「頂点」と言える完成度。 めちゃめちゃ面白かった。 シリーズもので、3が一番面白かったパタ…

映画『トロン』感想:当時は革新的で最先端だった映像が、いまやレトロな昭和映画に観える

映画『トロン』感想です。 『トロン:アレス』が10月10日に公開されるので復習のため鑑賞。 なんと1982年の作品です。40年以上前! いわゆるCGがふんだんに使われた映画としては世界初だったらしい…のだけど、いま観ると、むしろ古き良き「コンピューター」感…

『トロン:レガシー』感想:ジェネリック&サイバーな、スターウォーズ風の何か

『トロン:レガシー』感想です。 トロンシリーズの2作目。 トロン:アレスが10月10日に公開のため予習として視聴。 前作のトロンは前に観た記憶があったけど、これは多分、初見でした。 監督は、近年、トム・クルーズの『トップガン・マーヴェリック』やブ…

『ワン・バトル・アフター・アナザー』感想:息もつかせぬ逃走劇の奥に、P.T.A的テーマが滲む

『ワン・バトル・アフター・アナザー』ネタバレ感想・考察です。本作で語られる家族や移民などのテーマについて、物語の展開と重ねながら解説しています。 ポール・トーマス・アンダーソン監督が、一貫して描き続けている「家族」をテーマとしながら、人種や…

『ANORA アノーラ』考察:前半80分は苦痛だが、それでもこの映画が傑作だと言える理由

『ANORA アノーラ』ネタバレ考察です。ラストシーンのイゴールとアノーラの心情について解説しています。 『ANORA アノーラ』は、カンヌ国際映画祭のパルムドールをはじめ、数多くの賞を獲得した作品です。 確かにその理由はよくわかります。 実に繊細な感情…

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』感想:映画と歌舞伎の中間にある存在。様式美と見せ場の演出を楽しむ作品。

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』の感想です。ウェス・アンダーソン監督らしさについて、映像と物語の観点からそれぞれ語っています。 ビジュアルと設定に惹かれて観てきました。 率直に言って、賛否がわかれる映画です。 一般的な映画の枠組みでは評価で…

『Dear Stranger ディア・ストレンジャー』感想:移民夫婦のすれ違い。愛情を言語化しきれない2人が切ない

『Dear Stranger ディア・ストレンジャー』のネタバレ感想・考察。夫婦が乗る自動車が象徴するものや、夫婦のすれ違いなどについて語ります。 鑑賞前はあいまいに感じていた『Dear Stranger』というタイトル。 観終わった今、その言葉が胸に沁みるように響い…

『キムズビデオ』感想:あの行動をアルゴにたとえる時点で、製作者の陶酔が透けて見える

ドキュメンタリーの一つの方向として、不都合な真実が白日の元にさらされる展開があると思います。 本作はまさしくその流れを踏襲しています。 ニューヨークで伝説的な人気を博したレンタルビデオショップ「Kim's Video and Music」の閉店に際して、イタリア…

『ドリーム・シナリオ』感想:伝えたいことは分かったからもう止めてくれ、という内容

ある日突然、人々の夢の中に一人の男が登場しはじめる。そのことで男の認知度が高まり、一躍人気者になる。大手企業から広告に出ないかと誘われるようにもなる。 ところが、これまたある日突然、これまで無害だった夢の中の男が、人々に悪夢を見せ始める。す…

映画『マルティネス』感想:恋愛による初老男性の変化を、ぶっとんだ設定で、ユーモアたっぷりに描いた快作

映画『マルティネス』ネタバレ感想です。 2025年に観た映画のなかでも、ベスト級の一本になりました。 ジャンル的には恋愛映画になると思いますが、本作で描かれるのはすでに亡くなってしまった女性との不思議な関係。 あらすじを読んだときには、ちょっとし…

『WANDA/ワンダ』感想:“足りない二人”は、眼前の幸福に気づかず、すれ違ったまま永遠に別れる

『WANDA/ワンダ』ネタバレ感想・考察。物語の解釈や構造について解説をしています。 バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のロードムービー。1970年ベネチア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞した作品だが、日本での公開は2022年。 映画ポスターの宣伝文句「…

『ジュラシックワールド復活の大地』感想:シリーズ新章として好発進。日本語吹き替えの松本若菜についても正直に語ります

前作が、個人的にシリーズ中で断トツで面白くなかったので正直迷ったのですが、観に行って良かったです。めちゃめちゃ面白かった! ジュラシックシリーズの新章として、充分以上に合格点の作品でした。 良かったポイントを軽やかに語りつつ、最後に吹替版に…

映画『入国審査』感想:意外にも、審査されたのは2人の****だった

映画『入国審査』ネタバレ感想・解説。 入国審査、観てきました。 スペインからアメリカに入国したカップルが、入国審査で大変な目にあう話です。77分という短時間の映画かつ、その大部分が密室での会話劇という振り切った構成。 ここから基本ネタバレありで…

『教皇選挙』考察:前教皇にとって、想定外だった“神の一手”

『教皇選挙』のネタバレ考察・解説です。ラストの展開について、私なりの物語の読み方を解説しています。 アマゾンプライムで教皇選挙が配信開始しました。 実は公開時に劇場に観に行ったのですが、観終わった直後、どうしても引っかかる違和感が残っていた…

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』感想:『ゴジラ-1.0』」と似た展開だが、どこで差がついた?

新しいMCUの要になる作品だと言われていたので観にいきましたが、個人的に、本作はダメでした…。ちなみに、ファンタスティック4は過去作を観ておらず、予備知識もゼロで観ました。 たしかにデザインは良かったと思います。いわゆる「レトロフューチャー」な…

『私たちが光と想うすべて』感想:この映画がアートに見えるとしたら、それは私たちが“インド”を知らないせいだろう

『私たちが光と想うすべて』のネタバレ感想・解説です。インドで生活する女性の仕事や結婚、恋愛など社会的なテーマと映像表現について掘り下げて解説しています。本作は、カンヌ国際映画祭でインド映画として初めてグランプリに輝いた作品でもあります。 素…