🎥 2025年 おすすめベスト映画️ 🔻
📺️ 2025年 おすすめベスト ドラマ️ 🔻


2026-01-01から1年間の記事一覧

『サンキュー、チャック』感想:チャックは街でのダンスのあと、どこへ向かったのか

『サンキュー、チャック』ネタバレ感想・考察。物語に隠された可能性について解説しています。 事前情報を入れないほうが良さそうだったので、何も入れずに観に行った。 最高だった。 序盤から中盤にかけて明かされるSF的な仕掛けは、そう珍しいものではない…

映画『未来』感想:湊かなえらしい、最悪ではないが最低な結末

映画『未来』ネタバレ感想・考察。物語を通じて描きたかったものは何だったのか解説しています。 湊かなえの作品は、現実の悪意を煮詰めたようなところがある。 『告白』のように現実から離れた物語なら刺激的で楽しく観れるのだが、本作のように現実と重ね…

映画『SAKAMOTO DAYS』感想:福田監督の強みが生きた快作。目黒蓮の特殊メイクも決まっている

映画『SAKAMOTO DAYS』ネタバレ感想です。 福田雄一監督の強みが発揮された映画だった。 しっかり予算をかけたのか、坂本太郎の太った状態の特殊メイクの出来がかなりいい。 痩せた状態の坂本は言うまでもなく目黒蓮のスマートさが炸裂しており、まさにハマ…

『プラダを着た悪魔2』感想:20年越しに語られた、ミランダが「ランウェイ」にこだわる理由

『プラダを着た悪魔2』ネタバレ感想。前作と対比しながら、本作が示す人生観について語ります。 良い意味で、何も言うことがない映画。 一作目の魅力的な世界観やキャラクターを、20年たった現在の感覚にチューニングした手腕はお見事。 まさに期待にこたえ…

『地獄に堕ちるわよ』感想:過剰な演出の必然性。第三者的な魚澄美乃里の存在理由とは?

Netflixオリジナル『地獄に堕ちるわよ』ネタバレ感想・考察。細木数子の半生を描いた本作の評価や、ラストの愛犬ティアラが消える演出の意味などについて語っています。 観始めた当初の印象は、かなり悪い作品だった。 ※その際に投稿したXでのポストはこちら…

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』感想:萩原千速はヒーローか?ヒロインか?

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』ネタバレ感想・考察。賛否両論な本作の評価のポイントや、萩原千速と横溝重吾の関係についても語っています。 劇場版29作目となる『ハイウェイの堕天使』。 いまのところ劇場版コナンシリーズのなかでは低評価となってい…

2026年 春ドラマ 短評:良作が多すぎて、観るのが大変なクールになりそう

2026年 春ドラマ感想・評価。19タイトルの初回放送を観た感想を語っています。 2026年の春ドラマも、ようやく初回放送が一巡。 今期はかなりの豊作となりそう。 1話をチェックしておきたいと思える作品数がそもそも多く、さらに1話時点で切る判断をできそ…

『脛擦りの森』感想:せめて寓話にしてくれれば…

『脛擦りの森』ネタバレ感想です。 「岸辺露伴は動かない」シリーズの監督・渡辺一貴と主演・高橋一生が組んだオリジナル作品。 岡山県に伝わる妖怪、脛擦りを映像化した作品とのことだが、これを映画と呼んでいいのか戸惑いがある。 脚本があまりにも素朴か…

映画『炎上」感想:トー横キッズたちの生きる「解像度の低い世界」

映画『炎上」ネタバレ感想・考察・解説。曖昧なまま進んでいく本作の物語を、どのように消化すべきか、自分なりの受け止め方を提示しています。 『炎上』は、宗教二世として育った主人公・小林樹里恵の回顧録的な作品だ。 家庭環境に絶望した樹里恵は家を出…

映画『90メートル』感想:難病を抱える母の決断と覚悟。ヤングケアラーの息子の選択。

映画『90メートル』ネタバレ感想・考察。劇中でのヤングケアラーの扱いや映像演出、演技など作品の魅力について語っています。 ヤングケアラーについて、異なる角度から光を当てた作品。 一般的には、経済的な困窮と介護労働による肉体的、精神的な疲弊とい…

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』感想:峯田和伸の目の輝き。永遠の思春期。

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』ネタバレ感想。 「アイデン&ティティ」の田口トモロヲ(監督)と宮藤官九郎(脚本)による青春音楽映画。 郊外の田舎で、写真家になる夢に破れたユーイチは、悶々とした気持ちを抱えながら畜産業の手伝いをし…

2026年 冬ドラマ感想まとめ:面白かった作品について語ります

2026年 冬ドラマ感想まとめ。次の作品について語っています⇒『おコメの女』『リブート』『ラムネモンキー』『未来のムスコ』『ばけばけ』『冬のなんかさ、春のなんかね』

NHK朝ドラ『ばけばけ』感想:笑ったり転んだり。現代人が目指すべき、幸福の形がここに。

NHK朝ドラ『ばけばけ』ネタバレ感想です。 描かれる時代は明治だが、不思議と「今」に重ねられるテーマが多い作品だった。 武士の時代の終わりは、AI登場によるホワイトカラーの終わりと重なる。 川の「向こう」と「こちら側」は、格差による分断だ。 没落後…

『MERCY マーシー AI裁判』感想:アトラクションに近い体験ができる、没入型のアクションスリラー

『MERCY マーシー AI裁判』ネタバレ感想。SF設定の弱さと、一方で、主人公と同化させられるような臨場感ある演出についても触れています。 『MERCY マーシー AI裁判』は、AI裁判により司法が完結する近未来を描いた、SFアクションスリラー作品。 冒頭、主人…

『冬のなんかさ、春のなんかね』感想:あなたの「脳」が好き。言語化しすぎな恋愛ドラマ。

『冬のなんかさ、春のなんかね』ネタバレ感想です。本作の魅力がどこから来るのか、語っています。 色んな意味で物議を醸したドラマだった。 しかし、本作が醸し出す、独特の「会話運びや間の取り方」について、邦画ファンはそんなに驚かなかったのではない…

『超かぐや姫!』感想:速くて薄くてエモくて浅い。面白くないのに退屈しない奇跡。

『超かぐや姫!』ネタバレ感想。好きな人にはごめんなさい。結論、つまらなかったという話をしています。 Netflixで話題&劇場版の客入りも順調とのことで鑑賞。 評判通りの多幸感アニメだった。 体感速度は1.25倍 速くて薄くてエモくて浅い 「面白くないの…

『オーロラの涙』感想:倉庫作業者の孤独と貧困。物語に秘められた希望

『オーロラの涙』ネタバレ感想・考察。あらすじの解説や、彼女の貧困的な状況に対する隠れた解釈について語っています。 原題は『on falling』。 「落ちる」や「降り注ぐ」というニュアンスで、この方が本作を紐解くニュアンスとしては近い。 通販倉庫で働く…

映画『#拡散』感想:不快だけど目が離せない。SNSで加速する“正義”と“欲望”

映画『#拡散』ネタバレ感想・考察。ラストの意味や夫婦の関係を紐解きつつ、描かれたテーマについても語ります。 新型コロナウイルスのワクチンを接種した妻の明希(山谷花純)が突然死。 夫の浅岡信治(成田凌)は、クリニック前で遺影を掲げる抗議活動を…

『教場 Requiem』感想:ラストの謎と続編の展開予想|映画としては消化不良だが、シリーズを自己批判する展開は秀逸

『教場 Requiem』ネタバレ感想・考察。風間の左目がどうなったのか。十崎との決着はどうなったのか。本作に秘められたテーマ解説とともに、続編の展開予想もしています。 教場シリーズがついに映画化、ということで楽しみにしていました。 率直な感想として…

『ブゴニア』感想:“大企業のCEO”と“陰謀論者”と“宇宙人”は似たもの同士?

映画『ブゴニア』感想。ネタバレなし(前半)・ネタバレあり(後半)です。ブゴニアの意味や物語の構造についても触れています。 タイトルの「ブゴニア」とは、古代ギリシアで信仰されていた、牛の死骸から蜂が自然発生するという迷信のこと。 ヨルゴス・ラ…

『ロブスター』感想:最後のオチが好き。大真面目にふざけた怪作。

ヨルゴス・ランティモス監督の映画『ロブスター』ネタバレ感想。タイトルの意味や物語の構造、ラストの真相についてなど解説しています。 本作は「コメディ」であると、知った上で観たほうが良い作品。 独身者は施設に強制送致されて、そこでパートナーを見…

『アフター・ザ・クエイク』感想:“わかりにくい”の一言で、切って捨てるには惜しい作品

『アフター・ザ・クエイク』ネタバレ感想・考察・解説。村上春樹の原作らしい不思議な物語について、自分なりの解釈を語っています。 公開当時、時間の都合で観られなくて、パンフレットだけひとまず買っていた作品です。 配信で観ることができました。 村上…

『かくかくしかじか』感想:先生は、ほぼ「描けー!」しか言わないが――、

『かくかくしかじか』ネタバレ感想です。 漫画家の東村アキコ先生が自身の半生を振り返った自伝的な漫画『かくかくしかじか』を、映像化した作品。 テレビCMなどで流れていた、絵画の先生に扮した大泉洋が、「描けー!」と叫ぶシーンがインパクト大で、観て…

『ほどなく、お別れです』感想:泣けたけど面白くなかった、という話をしたい

『ほどなく、お別れです』ネタバレ感想・考察・レビュー。泣けた!けど面白くなかった…という、相反する感想になったので、なぜそうなったのか解説しています。 目黒連と浜辺美波のW主演。 そのほかにも、森田望智、北村匠海、志田未来など登場する人物が超…

『禍禍女』感想:宣伝的には「ゆりやんレトリィバァの映画」のはずだが、南沙良がすごすぎて南沙良の映画になってしまった感

『禍禍女』ネタバレ感想・考察・評価。なぜ禍々女ではなく禍禍女なのか。ゆりやん初監督作となる本作は面白かったのか、つまらなかったのか。率直に語ります。 ゆりやんレトリィバァの初監督作品。 劇場で流れる予告が面白そうだったので、楽しみにしていま…

『クスノキの番人』感想:人から人へ。想いの継承を描いたヒューマンドラマ。

『クスノキの番人』ネタバレ感想・考察。途中で挿入されるラップの是非や幻想的なアニメ表現、物語に深みを与える映画的演出などについて語っています。 東野圭吾の原作では、初めてのアニメ映画化作品。 劇場の予告編をみたときには、伝奇物語っぽいものを…

『安楽死特区』ネタバレ感想:自死と他殺の狭間にある「何か」

『安楽死特区』ネタバレ感想・考察。物語の結末やラストのラップシーンの是非などについて語っています。 安楽死が許可された特区があるという、「if」の世界を描いた作品。 似たテーマで『PLAN75』という作品も話題になりましたが、こちらは年齢が区切りだ…

『恋愛裁判』感想:映画のために、本物級のアイドルグループと楽曲をゼロイチで作ったからこそのリアリティ

『恋愛裁判』ネタバレ感想・考察。裁判の結果やラストにだるま朝日を眺めることの意味など、物語について解説しています。 アイドルの恋愛禁止を題材にした意欲作。 まず驚いたのが、冒頭で披露される、アイドルグループのダンスや楽曲が本物のクオリティだ…

『万事快調 オール・グリーンズ』感想:楽しくも切ない“不適切”な青春

『万事快調 オール・グリーンズ』ネタバレ感想・考察。ラストの解釈、朴秀美は生存したのか、といった点について解説しています。 第28回松本清張賞を満場一致で受賞した、波木銅の同名小説が原作。 工業高校に通う女子高生を演じた、主演三人の演技が素晴ら…

2026年 冬ドラマ 辛口短評:意外な良作と期待ハズレ作。明暗がくっきり。

2026年冬ドラマの初回放送を観た、感想・レビューです。 今期の初回感想は、全体的に辛口になってしまいました。 が、否定的なことを書いていたとしても、2話以降で面白くなって完走する可能性もあるし、その逆もしかりです。 あくまでも、1話を観た時点で…