邦画
『教場 Requiem』ネタバレ感想・考察。風間の左目がどうなったのか。十崎との決着はどうなったのか。本作に秘められたテーマ解説とともに、続編の展開予想もしています。 教場シリーズがついに映画化、ということで楽しみにしていました。 率直な感想として…
『アフター・ザ・クエイク』ネタバレ感想・考察・解説。村上春樹の原作らしい不思議な物語について、自分なりの解釈を語っています。 公開当時、時間の都合で観られなくて、パンフレットだけひとまず買っていた作品です。 配信で観ることができました。 村上…
『かくかくしかじか』ネタバレ感想です。 漫画家の東村アキコ先生が自身の半生を振り返った自伝的な漫画『かくかくしかじか』を、映像化した作品。 テレビCMなどで流れていた、絵画の先生に扮した大泉洋が、「描けー!」と叫ぶシーンがインパクト大で、観て…
『ほどなく、お別れです』ネタバレ感想・考察・レビュー。泣けた!けど面白くなかった…という、相反する感想になったので、なぜそうなったのか解説しています。 目黒連と浜辺美波のW主演。 そのほかにも、森田望智、北村匠海、志田未来など登場する人物が超…
『禍禍女』ネタバレ感想・考察・評価。なぜ禍々女ではなく禍禍女なのか。ゆりやん初監督作となる本作は面白かったのか、つまらなかったのか。率直に語ります。 ゆりやんレトリィバァの初監督作品。 劇場で流れる予告が面白そうだったので、楽しみにしていま…
『クスノキの番人』ネタバレ感想・考察。途中で挿入されるラップの是非や幻想的なアニメ表現、物語に深みを与える映画的演出などについて語っています。 東野圭吾の原作では、初めてのアニメ映画化作品。 劇場の予告編をみたときには、伝奇物語っぽいものを…
『安楽死特区』ネタバレ感想・考察。物語の結末やラストのラップシーンの是非などについて語っています。 安楽死が許可された特区があるという、「if」の世界を描いた作品。 似たテーマで『PLAN75』という作品も話題になりましたが、こちらは年齢が区切りだ…
『恋愛裁判』ネタバレ感想・考察。裁判の結果やラストにだるま朝日を眺めることの意味など、物語について解説しています。 アイドルの恋愛禁止を題材にした意欲作。 まず驚いたのが、冒頭で披露される、アイドルグループのダンスや楽曲が本物のクオリティだ…
『万事快調 オール・グリーンズ』ネタバレ感想・考察。ラストの解釈、朴秀美は生存したのか、といった点について解説しています。 第28回松本清張賞を満場一致で受賞した、波木銅の同名小説が原作。 工業高校に通う女子高生を演じた、主演三人の演技が素晴ら…
有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」の感想です。 前回、映画化されたとき観に行けなかったので、今回こそはと行ってきました。 思ってたより、ちゃんと映画になっててびっくり。 ただし、イワクラの演技はTV放送のときからあまり上達してなくて笑…
『架空の犬と嘘をつく猫』ネタバレ感想・考察。30年の変遷を描いた群像劇にも関わらず、非常に受け取りやすく配慮されている、本作の優れた脚本・演出について解説します。 「家族」という、愛しくも憎らしく、ときに煩わしい共同体を多角的に捉えた物語。 …
『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』ネタバレ感想です。 2025年のラストは、本作で締めくくりでした。 実はキントリのドラマシリーズは、シーズン1と直近の2025版しか観ていないようなライトユーザーだったのですが、映画は独立した作品としても楽しめそうとの…
『映画ラストマン FIRST LOVE』ネタバレ感想・考察・レビュー。ラストの船上で、皆実とニナがどうなったのかについても解釈を書いています。また、映画公開に合わせて放送されたスペシャルドラマ『 ラストマン-全盲の捜査官- FAKE/TRUTH』についても触れ…
『雪子 a.k.a.』ネタバレ感想・考察・レビュー。本作のテーマと物語の上手さについて語ります。 学校教師としての在り方に迷い、付き合っている彼氏との今後にも迷っている雪子。 彼女が趣味のラップを通じて、周囲の人間関係を変化させ、人生の主導権を取り…
2025年のおすすめ映画・邦画のランキングです。 2025年は、邦画を中心に100本近くの新作映画を観ました。 その中から、お気に入りの作品を紹介します。 褒めている映画の傾向で、なんとなく私の好みが見えると思いますので、サブスク配信時などに、視聴の参…
『新解釈・幕末伝』のネタバレ感想・レビューです。面白かったところと、つまらなかったところを紹介しています。 安定のいつもの福田雄一監督作品。 坂本龍馬をはじめとした幕末の偉人たちが、我々が想像するよりも俗人でチャラかったという「新解釈」に基…
『ふつうの子ども』ネタバレ感想・考察・レビュー。 気になっていたけど映画館に行けず、アマプラでようやく鑑賞。 学校教育や教諭の欺瞞を批判していたり、ふつうじゃない子どもの象徴として、グレタ・トゥーンベリっぽい人に傾倒する子どもを描くなど、タ…
『ナイトフラワー』ネタバレ感想・考察・レビュー。夏希たちは死んだのか?生き延びたのか?ラストの結末について解説をします。 借金を抱えながら2人の子どもを育てる永島夏希と格闘家を志しながら夜は風俗で働く芳井多摩恵が出会い、金のために違法薬物の…
『消滅世界』ネタバレ感想・考察・レビュー。タイトルの「消滅世界」が意味することや本作が描きたかったものについて解説します。 人工授精が9割となり、夫婦の性交渉は近親相姦と言われ忌避される。 夫婦と恋人の役割が分離して、SEXは家庭の外でするもの…
『竜とそばかすの姫』ネタバレ感想・考察・レビュー。鈴はなぜ歌えなくなってしまったのか?など、本作に秘められた細田守的なテーマについて解説しています。 主人公の鈴は、幼い頃の母親の事故死がトラウマとなり、歌うことができなくなってしまった。 そ…
『未来のミライ』ネタバレ感想・考察・レビュー。子どもの成長の裏に隠された細田守的なテーマについて解説します。 4歳のくんちゃんは、妹のミライが生まれたことで、お父さんやお母さんから、これまでのように構ってもらえなくなり寂しさを感じています。…
『おおかみこどもの雨と雪』ネタバレ感想・考察・レビュー。本作のテーマや、監督が本来描きたかったことについて言及しています。 本作は序盤で、花が狼男と出会い子どもを授かるが、彼が事故死してしまうという悲劇が描かれます。 そこから、悲しみを乗り…
『兄を持ち運べるサイズに』ネタバレ感想・考察・レビュー。中野量太監督らしさにも触れながら、本作に託されたメッセージについて解説します。 何年も会っていなかった兄(オダギリジョー)の突然の訃報を受け、妹の理子(柴咲コウ)は遺体を引き取りに東北…
『湯を沸かすほどの熱い愛』ネタバレ感想・考察・レビュー。ラストの赤い煙の意味やその表現の是非について解説しています。 とんでもない怪作。 本作は、余命を告げられた双葉が、人生でやり残したことと向き合う物語です。 彼女が亡くなるまでの2〜3ヶ月…
映画『金髪』ネタバレ感想・考察・レビュー。本作が金髪を通じて描いているテーマについて解説しています。 冒頭で提示される「これは金髪の話ではない。私の個人的な話だ」 という主人公・市川のセリフが、そのまま作品性を現していました。 金髪の学生とい…
『TOKYOタクシー』ネタバレ感想・考察・レビュー。原作のパリタクシーとの違いなど、本作の魅力について解説しています。 物語の大筋は、原作のパリタクシーと同じだが、日本の文化圏で共感される形にローカライズされており、その調整があまりに見事で驚き…
『果てしなきスカーレット』ネタバレ感想・考察・レビュー。本作を支持する立場から、酷評の理由やスカーレットの踊りの意味、竜とは何かなど、解説しています。 ハムレットをモチーフとした意欲作。 主人公のスカーレット(芦田愛菜)は、原作と異なり女性…
『坂元裕二論』の感想・書評です。 脚本家の坂元裕二氏について、過去の作品から最新作まで批評しながら、彼が一貫して描こうとしたものや、彼の思想の変遷について迫った一冊。 坂元裕二氏には、恥ずかしながら関心を持ったのがここ数年のことなので、本書…
『平場の月』ネタバレ感想・考察・レビュー。青砥は須藤の嘘をなぜ見破れなかったのか、須藤の思う「夢みたいなこと」とは何だったのかなど、解説しています。 この映画は、観客の誰一人として、真なる意味では青砥に同調できないのではないか。 なぜなら青…
『花束みたいな恋をした』ネタバレ感想・考察・レビュー。2人が別れる際に泣く理由の違いや、そもそもなぜ別れてしまうのか。そして、絹は浮気をしていたのかなど物語について解説しています。 大学生の麦と絹が、付き合って別れるまでの5年間を描いた作品…